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治療期間と施術頻度について

 鍼灸・あん摩マッサージの施術では、「何回受ければよいのか」「どのくらいの期間通えばよいのか」という疑問を持たれる方も多いと思います。しかし、適切な施術頻度や治療期間は、すべての方に一律に決められるものではありません。

 同じ腰痛や肩の痛みなどでも、症状の程度、発症からの期間、原因や病態、年齢、体力や全身状態、日常生活への影響、生活習慣、施術に対する反応などによって経過は異なります。​青風堂では、これらを確認しながら、その方の状態に合わせて施術計画を考えていきます。

症状の程度に応じて施術頻度を調整します。

 症状が強い場合、日常生活や仕事への支障が大きい場合、また発症初期などでは、身体の状態を確認したうえで、施術間隔を短くし、一定期間集中的に施術を行うことがあります。一方、症状が比較的軽い場合や状態が安定している場合には、比較的長い間隔でも経過をみられることがあります。

 施術によって症状が改善し、その状態が持続するようになってきた場合には、身体の状態を確認しながら、徐々に施術間隔をあけていきます。ただし、「症状が重ければ必ず高頻度、軽ければ必ず低頻度」というわけではありません。症状の原因や経過、身体所見、日常生活への影響、施術後の変化などを総合して判断します。

体力・全身状態・東洋医学的な「虚実」も考慮します。

 青風堂では、症状の強さだけで施術内容を決めるのではなく、年齢、体力、全身状態、施術に対する反応、施術後の疲労感なども考慮し、施術頻度と一回あたりの刺激量を調整します。また東洋医学的には、身体の状態を「虚・実」などの観点からも捉えます。

 例えば、症状が強くても体力が低下している場合や「虚」の傾向がみられる場合には、単純に施術頻度や刺激を強くするのではなく、その方の状態に合わせて刺激量や施術方法を調整します。

 青風堂では、西洋医学的な身体所見と東洋医学的な見方の双方を参考にしながら、一人ひとりの状態に応じた施術計画を考えます。

施術を続けながら状態を再評価します。

 同じ施術を漫然と続けるのではなく、まず3回程度を一つの評価の目安として、身体がどのように変化しているかを確認します。

評価するのは痛みの強さだけではありません。動作や関節可動域、日常生活や仕事への支障、身体所見、施術後の変化がどの程度持続するか、施術後の疲労感なども確認します。

 その結果をもとに、施術方法や刺激量、施術頻度、次回までの間隔などを必要に応じて見直します。十分な変化がみられない場合には、同じ施術を漫然と継続するのではなく、施術方針を再検討します。また、症状や経過から必要と判断した場合には、医療機関への受診をおすすめすることがあります。

治療期間・施術回数は「目安」です。

 当ホームページに記載する治療期間・施術頻度・回数は、医学的知見や臨床上の一般的な傾向などを参考にした目安です。すべての方に同じ施術頻度や治療期間が適していることを示すものではなく、「○回で治る」「○週間で必ず改善する」といった効果や治癒を保証するものではありません。また、研究などで用いられている施術頻度と、実際の臨床で個々の状態に合わせて設定する施術頻度は、必ずしも同じものではありません。

 青風堂では、あらかじめ回数を固定するのではなく、施術による身体の変化を確認しながら、その時点で必要と考えられる施術頻度・期間をご説明し、施術計画を調整していきます。

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