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在宅療養に「鍼灸+マッサージ」という選択肢

seifudo4159
10月8日
読了時間: 10分

脳血管障害の後遺症・神経疾患などでご自宅療養中の方へ ― 退院後も身体を動かす機会を途切れさせないために

脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の後遺症、神経疾患、長期療養などにより、

「手足が動かしにくくなった」「関節が硬くなってきた」「一人で外出することが難しい」「自宅で少しでも身体の状態を保ちたい」

と感じている方はいらっしゃいませんか。

鍼灸マッサージ青風堂では、通院・通所することが困難な方を対象として、ご自宅や入居施設へ国家資格を持つ施術者が訪問する、医療保険適用の訪問はり灸・あん摩マッサージ指圧に対応しています。

病気そのものを治すことだけを目的とするのではなく、麻痺や関節の動かしにくさ、筋肉の緊張、痛み、活動量の低下など、その方が現在抱えている身体上の問題を確認しながら施術を行います。


脳血管障害の後遺症では、さまざまな身体の変化が起こります

脳梗塞や脳出血などでは、脳のどの部分が障害されたかによって症状が異なります。

代表的な後遺症として、

・片側の手足が動かしにくい「片麻痺」・筋肉がこわばる、力が入りすぎる・反対に筋力が低下して身体を支えにくい・手指や肩、肘、膝、足首などの関節が硬くなる・立ち上がりや歩行が難しくなる・肩や腰などに痛みが出る・身体のバランスを取りにくくなる・活動量低下に伴って全身の筋力や体力が落ちる

などがあります。

こうした状態が長く続くと、麻痺そのものだけでなく、身体を動かす機会が減ることによって筋肉や関節の状態がさらに悪化することがあります。

そのため、医療機関での治療やリハビリテーションに加えて、日常生活の中で身体を動かす機会をできるだけ保っていくことが重要です。


神経疾患の方にも「身体を動かし続けるための支援」が大切です

脳血管障害だけでなく、パーキンソン病をはじめとした神経疾患や、末梢神経障害などでは、筋肉の緊張、動作のしにくさ、姿勢の変化、痛みなどがみられることがあります。

疾患によって原因や経過は異なるため、一律に同じ施術を行うことはできません。

青風堂では、診断名だけを見るのではなく、

「どこが動かしにくいのか」「筋肉の緊張はどの程度か」「関節はどのくらい動くのか」「痛みはあるのか」「寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行がどの程度できるか」

など、現在の身体状態を確認しながら施術を考えていきます。


現代医学からみた、あん摩マッサージ指圧の役割

脳血管障害や神経疾患の後遺症に対する訪問マッサージは、病気そのものを治療するというより、後遺症によって生じている筋肉や関節、身体活動上の問題に働きかけることを目的とします。

1.筋肉の緊張を整える

麻痺のある手足では、動かしにくいだけでなく、一部の筋肉が強く緊張してしまうことがあります。

あん摩・マッサージ・指圧による刺激を用いながら、過度に緊張した筋肉の状態を確認し、身体を動かしやすい環境を整えていきます。

2.関節の動きを保つ

身体を動かさない期間が長くなると、関節周囲の組織が硬くなり、関節可動域が徐々に狭くなることがあります。

無理のない範囲で関節を動かしたり、周囲の筋肉へ施術したりすることで、現在保たれている動きをできるだけ維持することを目指します。

3.痛みや身体の負担に対応する

麻痺があると、動作を補うために麻痺していない側へ負担が集中することがあります。

その結果、

・肩こり・腰痛・臀部の痛み・反対側の腕や脚の疲労

などが生じることもあります。

麻痺側だけを見るのではなく、身体全体の状態を確認することが大切です。

4.「動く機会」をつくる

ご自宅で療養されている方では、どうしても身体を動かす機会が少なくなりがちです。

施術の中で無理のない範囲で手足や関節を動かすことは、身体機能を維持するための一つの機会になります。

ただし、訪問マッサージは病院や介護保険で行われる専門的なリハビリテーションをそのまま代替するものではありません。

医師・理学療法士・作業療法士・看護師・ケアマネジャーなどによる支援がある場合には、それぞれの役割を大切にしながら身体を支えていきます。


退院した後こそ、身体を動かす機会を途切れさせないことが大切です

脳梗塞や脳出血などを発症すると、急性期の治療を終えたあと、必要に応じて回復期リハビリテーション病棟などで集中的なリハビリテーションを受けます。

しかし、入院によるリハビリテーションには一定の期間が設けられているため、身体機能が十分に回復していなくても退院を迎える方は少なくありません。

退院後も介護保険によるリハビリテーションや自主訓練などを続けることはできますが、入院中と比べて身体を動かす時間や専門職と関わる機会が減ってしまうことがあります。

特に、

・麻痺した手足を動かす機会が少ない・ベッドや椅子で過ごす時間が長い・関節を十分に動かさない状態が続いている・筋肉のこわばりが強くなっている・ご家族だけでは手足を動かすことが難しい

といった状態が続くと、筋肉や関節周囲の組織が硬くなり、関節拘縮が進んだり、身体をさらに動かしにくくなったりすることがあります。

一度強い拘縮が生じてしまうと、関節の動きを取り戻すことが難しくなる場合もあります。

そのため大切なのは、

「退院したから身体のケアも終わり」ではなく、退院後も身体を動かす機会を継続することです。

鍼灸マッサージ青風堂の訪問施術では、医療機関での治療やリハビリテーションの代わりになることを目的とするのではなく、ご自宅で生活するようになった後も、

・筋肉の状態を確認する・関節を無理のない範囲で動かす・筋肉の緊張や痛みに対応する・残されている身体機能をできるだけ維持する・身体を動かす機会を定期的につくる

といった形で、在宅生活を支えていきます。

「退院後、だんだん身体が硬くなってきた」「以前より手足が動かしにくくなってきた」「このまま関節が固まってしまわないか心配」

という段階でご相談いただくことも大切です。

症状が悪化してから対応するだけではなく、現在保たれている動きや身体機能をできるだけ維持し、拘縮や活動性低下を予防していくという視点も、在宅療養では重要になります。


鍼灸施術ではどのように考えるのでしょうか

はり・きゅうでは、痛みや筋緊張など身体の状態に応じてツボや筋肉などへ刺激を行います。

現代医学的には、鍼刺激によって皮膚・筋肉・神経系へ刺激が加わり、痛みの感じ方や筋緊張などに影響を与える可能性が研究されています。

ただし、脳梗塞や神経疾患そのものが鍼灸によって治るという意味ではありません。

青風堂では、病気そのものに対する医療機関での治療を基本としたうえで、慢性的な痛み、筋肉の緊張、身体の動かしにくさなど、その方に現在みられている症状を評価して鍼灸を取り入れるかどうかを判断します。


東洋医学では「麻痺」だけを見ません

東洋医学では、同じ脳血管障害の後遺症であっても、すべての方を同じ状態とは考えません。

身体を観察し、

・寒いのか、熱がこもっているのか・体力が低下しているのか・身体の一部に緊張が強いのか・食欲や消化の状態はどうか・便通や排尿はどうか・睡眠はとれているか・舌や脈にどのような変化がみられるか

などを確認していきます。

東洋医学では、身体をめぐる「気」「血」「津液」や、五臓六腑の働きのバランスという視点から身体状態を整理します。

たとえば、長期間の療養によって体力が低下している方と、筋肉の緊張が非常に強く身体がこわばっている方では、同じ病名であっても施術の考え方は異なります。

青風堂ではこうした東洋医学的な観察と、筋肉・関節・神経などの現代医学的な評価を組み合わせ、その方に合った施術を考えていきます。


「鍼灸+マッサージ」という選択肢

青風堂では、鍼灸師とあん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術者が訪問します。

そのため身体状態に応じて、

あん摩・マッサージ・指圧による筋肉・関節へのアプローチ

と、

はり・きゅうによる痛みや筋緊張などへのアプローチ

を検討することができます。

ただし、医療保険における「はり・きゅう」と「あん摩マッサージ指圧」は、それぞれ支給対象となる条件が異なります。

「脳梗塞だから自動的に鍼灸もマッサージも保険になる」という制度ではありません。

その方の症状と医師の判断、医療保険上の条件を確認したうえで対応します。


医療保険を利用できる場合があります

医療保険によるあん摩マッサージ指圧は、筋麻痺や関節拘縮などがあり、医療上マッサージを必要とすると医師が判断した場合などが対象となります。

また、施術所へ通うことが困難で、訪問による施術が必要であると判断される場合には、ご自宅や施設への訪問施術が対象となることがあります。

はり・きゅうについては制度が異なり、神経痛など慢性的な疼痛を主症とする一定の疾患について、医師の同意を得ることで医療保険の対象となる場合があります。

医療保険を利用して訪問はり灸・マッサージを受けるためには、医師の同意書が必要です。

「自分の場合は医療保険を利用できるのだろうか」「同意書はどのようにお願いすればよいのだろうか」と分からない場合も、まずは鍼灸マッサージ青風堂へご相談ください。


このような方は一度ご相談ください

・脳梗塞、脳出血などの後遺症で手足に麻痺がある・手足の筋肉がこわばっている・関節が硬くなり、動かしにくくなってきた・パーキンソン病などの神経疾患で身体を動かしにくい・長期療養によって筋力や活動量が低下している・歩行が難しく、自力で施術所へ通えない・ご家族だけで身体のケアを続けることに負担を感じている・現在の身体機能をできるだけ維持したい

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も承ります。


病院での治療を続けながら利用できます

訪問はり灸・マッサージは、病院で行われる診断や薬物療法、医学的管理を否定するものではありません。

特に脳血管障害や神経疾患では、主治医による継続的な管理が非常に重要です。

青風堂では医療機関での治療を基本としながら、日常生活の中で生じている筋肉・関節・痛みなどの問題に対して、鍼灸・あん摩マッサージ指圧という立場から関わっていきます。

大切な注意

突然、

・片側の手足に力が入らなくなった・顔の片側がゆがんだ・ろれつが回らない、言葉が出ない・今までにない激しい頭痛が起きた・突然意識がおかしくなった

などの症状が現れた場合は、訪問施術を依頼するのではなく、脳卒中などの緊急疾患の可能性がありますので速やかに救急要請してください。


ご自宅で療養されている方と、ご家族を支えるために

病気の後遺症が長く続くと、ご本人だけでなく介護をされるご家族にも大きな負担がかかります。

「もう病院の治療は終わったから、何もできない」

と考える必要はありません。

病気そのものを治すことと、残された身体機能を使いながら、その人らしい生活をできるだけ長く続けていくことは別の課題です。

鍼灸マッサージ青風堂では、現在の身体状態を丁寧に確認しながら、鍼灸・あん摩マッサージ指圧の立場から在宅療養を支えていきます。

脳血管障害の後遺症、神経疾患、筋麻痺、関節拘縮などがあり、

「医療保険の訪問マッサージを利用できるのか知りたい」「鍼灸も受けられるのか相談したい」「家まで来てもらえるのか確認したい」

という方は、お気軽に鍼灸マッサージ青風堂へお問い合わせください。

ご本人だけでなく、ご家族・介護関係者からのご相談も承ります。

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