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顎関節症とは?―現代医学・東洋医学・鍼灸医学からみる原因と対策
顎関節症は「顎だけ」をみないことが大切
顎関節症では、
顎歯・噛みしめ、咀嚼筋、首・肩、姿勢、睡眠、ストレス
が互いに影響していることがあります。
そのため、
「顎が痛いから顎だけを治療する」
のではなく、その人の生活背景まで含めて原因を探していくことが大切です。
特に、
ストレス → 食いしばり → 咬筋・側頭筋緊張 → 顎痛 → さらに食いしばる
という悪循環が成立している場合には、筋肉の施術だけではなく、生活習慣や食いしばりへの対策も重要になります。
自宅で気をつけたいこと
症状があるときには、
硬いものを長時間噛み続けない
ガムを長時間噛まない
大きく口を開け過ぎない
頬杖を長時間つかない
日中の食いしばりに気づく
スマートフォンを見る姿勢に注意する
顎や首肩を適度に休ませる
などを意識してみましょう。
温めたり、無理のない範囲で顎を動かしたりする保存的なセルフケアも一般的に用いられます。顎関節症では、まず身体への負担が小さく元に戻せる保存的な治療から始めることが推奨されています。
seifudo4159
10月13日読了時間: 8分


耳鳴り・難聴を現代医学と東洋医学から考える― 鍼灸・マッサージでできること ―
首や顎と耳鳴りの関係
すべての耳鳴りが耳だけから起こっているわけではありません。
耳鳴りの中には、
「首を動かすと音が変わる」
「顎を強く噛むと耳鳴りが大きくなる」
「肩こりが強くなると耳鳴りも強くなる」
といった特徴を持つものがあります。
このような耳鳴りは**体性感覚性耳鳴り(somatic tinnitus)**と呼ばれることがあります。
聴覚系には、首や顎などから入ってくる体性感覚情報も影響すると考えられているためです。
特に顎関節症を伴う耳鳴りでは、顎・咀嚼筋などに対する理学療法によって耳鳴りの強さやつらさが軽減した研究もあります。
鍼灸では耳鳴り・難聴をどう施術するのか
鍼灸では、「耳鳴り」という症状だけを見て毎回同じツボを使うわけではありません。
まず、
・いつから始まったか・片耳か両耳か・突然か徐々にか・耳鳴りの音質・難聴の有無・めまい・耳閉感・頭痛・首肩こり・顎関節や咀嚼筋の状態・睡眠・精神的ストレス・食欲や胃腸の状態・寒熱・舌診・脈診
などを確認します。
その上で、
局所の状態+全身状態
の両方から施術を組み
seifudo4159
10月13日読了時間: 12分


冷え性とのぼせ― 現代医学・東洋医学・鍼灸マッサージの観点から ―
「手足がいつも冷たい」「下半身は冷えるのに顔だけ熱い」「急に顔がほてる」「頭に熱がこもる感じがする」。
このような冷え性やのぼせは、一見すると正反対の症状のように思えます。しかし実際には、冷えとのぼせが同時に現れる「冷えのぼせ」も珍しくありません。
冷えやのぼせには、血流、自律神経、ホルモン、筋肉量、生活習慣などさまざまな要因が関係します。東洋医学ではさらに、全身の寒熱のバランスや気血の巡り、五臓六腑の働きをみながら身体の状態を考えていきます。
東洋医学では、冷えとのぼせが同時に存在する状態を非常に重要視します。
代表的な考え方の一つが、
「上熱下寒」
です。
文字通り、
上半身は熱い下半身は冷たい
という状態です。
ただし、単純に「上に熱、下に寒がある」というだけではなく、
気血の巡りが悪い
陰陽のバランスが崩れている
腎の力が低下している
肝気がうまく巡らない
など、背景を詳しく確認します。
「顔は熱いのに足は冷たい」という冷えのぼせも、東洋医学ではすべて同じ状態とは考えません。
seifudo4159
10月8日読了時間: 16分
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